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栃木レザー社製牛革の商品販売時における表記に関するプチ情報

毎度ご利用いただき誠にありがとうございます。

伊藤登商店の伊藤でございます。

今日は「栃木レザー社製牛革の商品販売時における表記」に関してお話しさせて頂きます。


栃木レザー社からの依頼があり、文章作成しツイートさせて頂きました。
現在、店頭販売やネット販売、SNSを通じ皮革製品を購入された方が
製品に「栃木レザー製○○」と表記してあるから、と栃木レザー社へ直接問い合わせをしてくることが多いそうです。
栃木レザー社としては、素材メーカーであることを伝え、その製品には関与していないと伝えるのですが、
「自社の名前が使われているのに見て見ぬふりするのか」などの厳しい意見を頂くとのことです。

そのことを踏まえ、今後「栃木レザー製○○」といった商品製造元が栃木レザー社と誤解されるような表記ではなく、
「皮革素材:栃木レザー社製牛革使用」
「皮革素材:栃木レザー社製ヌメ革使用」
といった表記に変更して頂きますよう、お手数ではございますが、ご協力お願い致します。
赤タグに関しても、今後はタグの全てにシリアルナンバーを入れ、栃木レザー社と弊社とで管理していく話になっております。

弊社HPの赤タグに関してのお問い合わせに載せていますが、赤タグの利用にはメリットとデメリットがあります。
赤タグを付けると「栃木レザー社で鞣された革を使用している」という証明になり、差別化が図れるというメリットの一方で、
本来は製作された皆様のブランド名が先に来るはずが、「栃木レザー」の名前が強く、すべての製品が一括りにされてしまうことがあると思います。
栃木レザー社も弊社も一番注目されるべきは製作された方やブランド名やこだわり、思いであると考えております。
その中で素材としての栃木レザー社の名前や赤タグを皆様の製作や販売の一助にご使用して頂きたいと強く願っております。