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<続報>栃木レザー社製牛革の商品販売時における表記に関するプチ情報

毎度ご利用いただき誠にありがとうございます。

伊藤登商店の伊藤でございます。

重い内容になりますが、
本日も先週同様「栃木レザー社製牛革の商品販売時における表記」についてお話しします。


先日、栃木レザー社の責任者と この内容について話し合いを致しました。

まず赤タグに関しては今後全てシリアルナンバーが入ります。
皮革販売元がそのシリアルナンバーを管理することになり、
皮革製造元「栃木レザー社」と
皮革販売元「伊藤登商店」  のところから連絡先が消え、
「商品に関してはご購入店舗にお問い合わせして下さい」というような文章が入ると思います。
商品製造元や問合せ先の明記するタグなど作製することも検討に入っていますが、
お取扱業者様が多岐にわたることや、 その分の費用負担をどこがするのかという問題もあります。

 


※ここから先は全て私の私見であり、この案が採用されるかはわかりませんが…

「栃木レザー製○○」という表記に関しても、商品製造元が栃木レザー社と誤認されることもあり、
表記できなくなると先週お話しましたが、これも再検討が必要であると私は思っております。

私も数社聞き取り調査しましたが、 昨今のネット販売やSNSの拡大を考えると
今や「栃木レザー製○○」という表記を全てなくすことは、デメリットの方が多くあるという指摘も頂いております。
商品の問合せが栃木レザー社へ行くことが問題であって、そこをクリアーできれば、この表記も可能ではないかと思っております。

表記に関しては、弊社と栃木レザー社のみの話し合いだけでは進まないので、
8月初旬に弊社を含めた栃木レザー社製ヌメ革取扱業者様で共通の認識を持つために話し合いの場を設ける予定です。

まだはっきりとしたご返答や方向性が示せず出来ず心苦しく思いますが、決まり次第早急にお知らせ致しますので、今しばらくお待ちください。