今回も
地元の小学生たちによる「地場産業の『皮革産業』とのかかわり」 の続報です。
前回のブログで紹介しました6年生たちの『皮革産業を盛り上げるには?』という活動の一環で
時間を見つけてはコツコツと作っていた↓このキーホルダー
学芸会に保護者が学校へ訪れるチャンスを活かし『皮革産業』をアピールするノベルティグッズとして配布をすることに。
12月の『学校だより』にて。
6年生達が作った紹介文を先生が学校だよりに収まるようにまとめた模様。
『学年(学級)だより』での先生からの案内文。
しかし、コロナ禍の中、密を避けなければならないという状況下での『学芸会』ですので、
学校の玄関での検温や手指のアルコール消毒を徹底する、等々の管理の他にも
・演じる学年の保護者のみが体育館への入場を許される
・誘導されるまでは、体育館とは別のオープンスペースにて待機
・予めくじ引きで決まった番号の座席へ1家族2名までが入場許可
・十分に間隔を開けた座席に座って観劇
…というものでした。
弊社に訪れた6年生たちがどのように革のキーホルダーを配っているのかな?ということを楽しみにしていたので、
カメラを手に体育館の入り口へ行くと、受付をすることもなくそのまま座席へ進むように案内をされて
「あれれ?」状態で観劇をし、 劇が終わり、終わりの言葉を聞いた後も、
「後は児童と職員で椅子の片付けをするから、椅子はそのままにしてお帰り下さい」の放送には取り付く島もなく、スゴスゴと帰路へ。
チェ だぜぇ…
色々と準備が大変だっただろうから、キーホルダー配布にまで手が回らなかったのかなぁ…
そう思うことにしていたのですが、帰宅した我が家の6年生が 「はい、コレ」と手渡してきたのが、以下のキーホルダーでした。
はい、コレ。
革でタッセルを作ったんだよ。
キーホルダー、使ってね。
詳しい事情を聴いてみると
作ったキーホルダーも数に限りがあったので、1年生から5年生までは、それぞれ決まった数量を受付に並べ、
劇の係についていない6年生たちが受付に立ち 「キーホルダーはいかがですか?」と配布していたとか。
なるほど、そういうことだったのかぁ…
おぉっ! こんなメッセージカードも入っているとは…
『革に興味を持ってもらえるとうれしいです!』
この言葉をどうやって広めていこうか…
もうしばらくの間は、地場産業の皮革産業について授業を続けるようですが、
大人たちもあきらめずに皮革産業を盛り上げていく努力をしないと、
6年生たちに申し訳ないな、と。
台東区の6年生が、皮革産業についてかなり熱心に考えているんだな、ということが
このブログを通じて広まっていけば幸いです。
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