A4サイズカットで何ができる?

 

…何カ月も経過した今に至っても、やっぱりやらなければならないことの優先順位を誤っているスタッフ1は、ブログを書くことで頭の中を片付けてみます。
本当は毎日書けると良いのですが、それはそれで優先順位が許してくれそうにありません。


1:問題提起(A4サイズの需要は)

ここのところ、定番商品をA4サイズにカットをした商品を出品しておりますが、伊藤登商店に雇ってもらってからかれこれ15年に渡り、半裁若しくはキップや豚など1頭の大きさしか目にしてこなかったスタッフ1は「こんなに小さくしてしまった革で、何が作れるんだろーか?」という気持ちがありました。


2:実験だ!(実際にモノを作ってみよう)

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そこで、こういう型抜きの道具を購入してみました。
Q. なぜ、この道具にしたか?
 A. 面白そうだったから…
Q. これをどこで買ったか?
 A. 住んでいるところから浅草橋も近いんですけど、手持ちのスマホで通販の密林で…


とだけお伝えします。アフィリエイトとかしてないし、それが目的でもないし。 


この型抜きの道具と同時に下敷きのカットボードなども購入したので、出品準備の段階で「これは売り物にならないね」と除外した1.0mmに漉き加工済みのバケッタ(レッド)を社長から譲ってもらい、家で早速バケッタの上に抜型を置き、トンカチでガスガス叩いて型抜きしてみると…

ゲゲーン… 叩いても叩いても刃の跡が付くだけで抜けないじゃあないか!←(ジョジョっぽい言い方)

そこで、A4サイズに型抜きをしているスタッフにねだって「ちょいとコイツも型抜きしてみてくんない?」とネゴシエーション。


やった!型抜き成功です。

コイツをトリック編みでねじねじ編んでブレスレットが完成しました。
(金属アレルギーなので、金具ではなくプラスチックのスナップボタンを同じく通販の密林で見つけました)


ちなみに、1本だけではなく、練習も兼ねて4~5本抜いてもらっていますが、A4サイズの革はまだ半分以上も残っています。
それに、トラがきつかったり点虫食いやキズも多い革だったのに、ブレスレットになってしまえば全然そのダメージがわかりません。

 

(*´艸`*)ウフフ


3:ここでやっと気が付いた…(あの道具ってもしかして?)

先日『✕(旧Twitter)』で紹介した【フネ】と同じく、出品準備の撮影時に半裁の巻き癖戻りを押さえる時に使っているこの道具。
この重たい道具はもしかして?

 

そうです。これは ”抜型に等しく一気に圧力をかけるための道具” だったのでした…。

革の上に抜型を置いて、この道具を抜型の上に重ねて置いて、
頭(?)の部分を思いっきり叩く!!!
改めて道具を良く眺めてみると、頭の潰れている箇所が広がらないよう、金具の輪っかで抑えています。
まるで孫悟空の緊箍児(キンコジ)のようです。


4:このブログのまとめ(感想)

材料に関する知識を付けることばかりに頭がいっぱいで、加工といっても『フネ』で革の揉み加工をしているところや、蝋引き加工をしているところぐらいしか見たことが無く、それらの皮革材料を使ってレザークラフトをし、皮革製品にする…ということ関しては15年もずっと勉強不足の状態であったスタッフ1。

もちろん、販売した皮革が実際に製品になったものを目にしたことはあったけど、実際に自分が皮革製品を作る、ということまでには至っていませんでした。そのため、道具の色々の使用方法すらよくわからなかったし、わかろうとすらしていなかったんだなーということにも気づきました。 う~ん、反省…
抜き型も買ったことだし、しばらくはブレスレットの作成ばかりにはなるでしょうけど、その他にもレザークラフトをしてみようかな、した方が良いんだろうな、と思ったのでした。

 

オシマイ

↑【フネ】の『✕(旧Twitter)』投稿は、この画像をクリックしてください↑


栃木レザー製のヌメ革 A4(210x297mm)サイズ

1枚 2,200円 ナリ

 

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